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さぁ見るからに怪しい表紙であります。この表紙を見て怪しくない、と感じるほうが逆に怪しい気がします。「ハトホルの書」というタイトルです。エジプト文明時にハトホル神という偶像やそれを祭ったハトホル神殿などが現実にあるそうなのですが、それはこのハトホルの人々が何万年も昔から人類との係わり合いをもってきた結果、だということであります。金星にその存在をおいている人々らしいです。他の宇宙との玄関の役割を果たしているシリウスを経由して金星にはるか昔にたどり着いた、とのことです。
・・・と、ここまで書くともうそりゃあやっぱりあんたこれ怪しい本、となりますが、なかなかどうして、この本は非常に有用な知識、考え方がちりばめられております。チャネリングじゃら地球外の意識とか関連の本がいっていることが本当かそうでもないかは別として、そこに書いてある内容がこれから生きるうえで有用かどうか、という判断基準に照らし合わせると、この本は非常に役立ちますよ。 彼らはどうも地球の文明と限りなく近い、物質的な観念を持ち合わせていた人々らしく、彼らの説明している科学的な説明(意識とはエネルギーである、とか)はいちいち納得させられるものがあります。実際にどんなことを練習すれば「気」というものを感じることができるのか、などの実践的なお話もあります。例えば彼らから言わせると、感情もひとつのエネルギーであり、その証拠に、悲しいとか嬉しいなどの感情がわくときには、体のある一定の部分にその感情を実際に感じるはずで、それがその感情の、つまりエネルギーの実感である、という風に。そういえば私のケースで言うと、なにか嫌なことがあったときはなんかのどが締め付けられる感じの圧迫感があるのですが、ああなるほど、そういうことが理由だったのか、と案外すんなりと理解できたようにおもいます。 人類がさらに上のレベルにいくためには現実世界を忘れて悟りを開く、というものではなく、日常生活の一瞬一瞬にその鍛錬のチャンスがあり、感情を抑制ではなく、統制していく練習の場である、そして他人との社会における人間関係もその修行のうちである、と。でも読んでいて禅の教えともやはり共通点が見出せましたよ。あと彼らの語り方が(まぁ翻訳本ですが)やさしく、コミカルな感じさえ受け、非常に親近感を覚えましたね。抽象論だけではない、我々の生活に関してもしっかりと足をつけた、そんな説明が展開されています。 この本は科学的な説明がふんだんにあり、(超自然的なことといわれているようなことでも)ああ、そういう原理だったのか、と合点のいくことが書かれてあります。江原さんの本で語られているような法則も彼らの説明を聞くと、ああ、なるほどね、と合点がいきます。 ・・・ま、ということでこういう話題にちょっとでも興味のある人にはこの本は非常にお勧めです。
by takaakinet
| 2005-10-30 20:25
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