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今竜馬がゆくの第五巻目(全八巻)を終えたばかりですが、これを読んで強くおもうことは、漢詩のかっこよさ、であります。この竜馬がゆくを一度目に読んだときはこういう漢詩はほぼ飛ばして読み進めていたのですが、今回読んでいるとこの漢詩の部分がやけにかっこよく、凛とした雰囲気を見事に見せてくれるように思うようになりました。
ただ漢詩といっても、白文の中国語の詩ではなく、「漢文訓読」という形の、日本が独自でひねり出した方法で詠った響きが特にすばらしいですね。なんかこう、人間の弱さというものを、抽象化した(武装した?)観念で包みあげている様子が非常に私には綺麗に感じます。いずれにせよ漢文調の日本語は厳しさと優しさ、弱さと強さなどの、一見して相反する状態が同時に内在しているように思えて、これまたいい感じです。 もちろん、この本に出てきている詩たちですので、非常に燃えているものが多く、そのせいもあるでしょうが、なんか、いいですね。僕もこういう詩を作ることができればな、と思い始めたわけでありました。
by takaakinet
| 2004-12-11 00:00
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