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最近は何の本に没頭してるかというと、気候変動・温暖化に関する本にどうもはまってます。書かれてある内容はそれこそ一昔前なら堅くて特に引きずり込まれなかったのですが、最近は自分のしている仕事との関係もあり、ふとニューヨークにいたときに4,5冊面白そうな関連本を買ってジャカルタに郵送した分が(送ってから)一月後の先週くらいに)届いたので、ふとぱらぱらとめくってみたらなんのことはない、かなり面白いことを発見しました。
・・んで読み始めたらなんだか最近はそればっかり読んでます。洋書なので読むのはさすがに早くはないですが、それでもこんだけ堅いトピックの本にはまるとはなかなか新鮮でありますね。なんでしょう、こう、問題の大きさや複雑さもさることながら、やっぱり気候変動というのは(まぁ極論はどの環境問題もいっしょでしょうが)人類という文明の成功・功罪の歴史そのものであるという事実に引き込まれるのでしょうかね。 ガスからオイルから鉄からその他の鉱物から・・・それこそありとあらゆる地球から掘り起こされた燃料や材料を燃やしに燃やして空に飛び立ち、真空状況の宇宙空間から最後に見える、言葉に詰まるくらいに美しい青い星の地球、こんなアナロジーが僕には大変象徴的に映ります。または、鉄の塊の中で(南米ネイティブ曰くの)地球の「血」を大量に搾取し、燃やし続ける飛行機の中から見る地球を目にして初めてその美しさを実感することができるのでは・・・と感じます。 山に登ったり森に入ったりして見る自然ももちろん美しいですが、個人的には上空からみる地球の風景が一番美しいと感じます。そしてそれをするには地球の血を抜き取り、それを燃やさないと見ることが出来ないわけです。 ・・・まぁこういう見方はちとロマンチストすぎるかもしれませんが、このアナロジーは10年前に思って大昔の自分のHPにも書いていたことで、なんだかこの温暖化の本を読み進めてるときにまたふと思い出されました。 あと最近これまた話題のアルゴアの温暖化に関する映画、「An Inconvenient Truth」(邦題:「不都合な真実」)。これも最近見ました。非常にいいです。さすがは政治家です。どういうグラフや数字を、どのような形、表現方法、そして時間で表していけばいいのかを熟知しているプレゼンでありました。温暖化問題ではまだまだ理解されていないことが散在しています。そして多分100%解明されることは哲学的な美しさという観点から見ても、多分この先も無いだろうと思います。でもこの映画を見ると、一番初めで、かつ一番難しい、心のアンテナの方向を変えるということができるのではと思います。日本でももうそろそろ?公開されますね。これは本当にお勧めの映画です。またお時間があれば是非是非。
by takaakinet
| 2007-01-24 02:45
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