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インドネシアはどうも書籍に関する環境が結構悪いんですよね。基本的に例えば大きな本屋といってもせいぜいが日本の小さい、よくある家族運営の本屋の半分くらいと、その大きさは非常に小さく、また全然基本的に本屋が町にない、という状況なのであります。
またアマゾンで買ってインドネシアまで発送を、とおもってもそれは無理でして、なぜかというとインドネシアでの郵送は責任がもてない(つまりインドネシア政府の郵便事情がすこぶる信頼できないので)という理由で一切頼めません。 ということで残されたオプションは、これは実際よくインドネシアの人はするらしいですが、わざわざシンガポールにいって(もしくは何かのついでに)そこで買ってくるそうです。僕も始めはわざわざシンガポールにそのためだけにいくなんてばかげてるとは思いましたが、ジャカルタの本屋の惨状を体験するに従って、一度まじめにシンガポールに本の大量買出しに行こうかとまじめに思い始めております。 かといってジャカルタですので、大きな書店がないわけではなく、例えばプラザスナヤンという大きなモールに入っている紀伊国屋はまぁまぁ大きく(といっても日本の大型書店のワンフロアの約4分の一くらい)、これまでも何回か立ち寄っておる次第です。でも決して大きな書店とはいえず、あまり本をじっくりと、という感じではないのが残念ですね。小さく、コンパクトなインドネシア-英語の辞書も探して探してやっとこの紀伊国屋で見つけられた程度であります。 今日はでも久しぶりに行ったのでJared Diamondの「Collapse」、そして彼の前の著作の「Guns, Germs, and Steel」(これは3年前に読んだのですがまた最近無性に読みたくなったので)と、それとGraham Hancockの最新作「Talisman」を購入しました。早速ちょこっと読みましたが、やっぱりいいですね。Jared Diamondの、人類に対する地理的、気候的、社会的な面からの「なぜ?」の探求は非常に魅力的ですね。魅力的な展開とは、統計的な、または科学的な完璧にちかい証明を探し続けるような退屈なものではなく、すこしくらい科学的な証明の精度を落としても一連の推論の楽しみを残して読者に伝える書き方の方がよっぽど面白く引き込まれますね。私が興味があるのは科学的な証明方法についてではなく、考え方、ものの見方、ですので。
by takaakinet
| 2006-09-04 02:12
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