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職場で回ってきた、最近むちゃくちゃ売れてるらしい「国家の品格」を読みました。なっかなかいいんじゃないでしょうかね。エリートを育てる、というのはまさにそのとおりで結局戦争に負けた国は無条件で今まであったエリート教育のシステムをぶっ潰されました。私が以前一年住んでいたドイツでは今でもエリート層がいませんし、その点での感覚は驚くほど日本に似ていることを覚えております。戦争に負けた国が軍事力を持てずに、その代わりに車などの産業を起こしていったという図でしょうね。ドイツも日本もイタリアも、すべて敗戦国ですが車はいいのをつくります。
もののあはれ、わびさび、武士道ってなものがこの本の話題でありました。内容からしてかなり右より?なんて思いましたが、まったくそうではなく、現実的な直感か素直に見た「民主主義」「平和」「平等」に対する疑問が呈されております。あとはこの作者は数学者なのですが、「論理」にまでその素直な批判は続きます。(まぁ当方も”合理性”、または”論理”なんてのはルールでがんじがらめにされた、4面を壁に囲まれた狭いコートでの戯れ、という感じに思ってきましたが。なにしろ”論”が成り立つ為に細工する用途の”前提”があまりに多すぎますしね。) ほぉ、と結構面白かったです。
by takaakinet
| 2006-02-01 00:06
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