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先ほどやっとこさこの1週間くらいの懸案だった文章作りが終わりました。とりあえずは2回目のRevisionであります。コメント、提案などがかなりいっぱい来たのでそれに対応するように書いていこうとおもって書いてきましたが、骨の折れる作業でありました。でもとりあえずは通しでは終わったので明日もう一度読み直して提出するつもりです。結構量が増えシングルスペースで12ページ程となりました。日ごろからも英語のライティングになると自己嫌悪が発生してしまうのですが、今回はまだましでありました。print.google.comとscholar.google.comには感謝のしようがありません。非常に役立ちますよ、これらは。
てなことをしておりましたので時間を縫っては読んでいる本についても更新することができませんでした。適当な感想であったも本への感想になるとあまり気を抜いてかけないものですが・・・この2冊。 今では知らない人がいないでしょう、フジコ・ヘミング。そして著書「フジ子・ヘミング-魂のピアニスト」であります。先日この人が(大衆に)初めに取り上げられた、99年度の「フジコ・あるピアニストの軌跡」という、NHKのドキュメンタリーの再放送をみてそういえば彼女の本があったなと思い出して読んでみました。・・・感動、とまではいきませんが、ああこういう生き方もあるのね、と非常に好奇心がわきましたね。でもこの中に書かれてある3,4のある種の霊的な体験(プチ奇跡?)はそりゃもう彼女の外見からそのオーラが漂っているというものであります。「天才ピアニスト」ってなんでこうイメージ的に哀愁が漂うものなのでしょうね。多分大衆からは憧れ、という影響も入ってるのでしょうね。音楽には(歌う以外は)そこまで縁のない私ですから、こういう人は非常に好奇心がそそられますね。 さぁもう一冊、以前の「神々の指紋」で一躍有名になったグラハム・ハンコックの「神々の世界」(原題:Underworld)の上巻であります。・・・これね、実は英語の原本で(200ページほどで)挫折したやつなんですよね。問題はこの本のいつになく圧倒的なボリューム。まさに「ハリーポッターと重い本」シリーズのようです。まだハリーポッターは簡単に入っていける、単純な”児童文学”といわれておりますが、こちらのハンコックの作品は考古学の専門書になんか段々と近づいている気がいたします。 この「神々の指紋」は出て1年後くらいに英語で読んでいて、非常に興奮しながら読みきれたのですが、なんだかこの「神々の世界」は、著者いわく、一番”守り”の強い作品となっている、ということです。誰に対する守り、かというと本格的な考古学者。なのでこの本は考古学の本と正直いって化している勢いです。・・・とにかく長い。長すぎる。なんか法廷に出された証拠を一つ一つ法廷独自のつまらない方法で延々と説明されているような作品であります。 もちろん面白い部分は面白いのですが、日本版を読んでいて、そりゃこれ原本では挫折するわ、と非常に納得いたしました。不必要に長い。子供心を失って、オーディエンスが大人になってしまった小説には昔のような興奮を覚えなくなるのは当然のことかもしれませんね。 ・・・とこの上巻をよんでちょっとフラストレーションがたまったので今回のインド行きにも備えて何冊か彼の作品を購入してあります。多分この作品よりは全然ましだろうとおもいます。基本的に彼の作品は非常に面白いので。でも考古学、天文学、地理学、人類学の専門用語がもともと原本では多く、結局身構えてしまってPleasureReadingとならないので、一気にどかっと今回はこれらの日本語版を頼みました。やっぱ日本語って読むの早いしいいっすよ。いつまでたっても英語読むのは遅いしさ・・・。 という中途半端な書評で今回は終わります。眠いっす。
by takaakinet
| 2005-11-05 03:12
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